ハコ-36010[刷毛目]
通常価格
16,500〜
円 (税込)※商品価格以外に別途送料がかかります。
説明
箱型のお皿で「ハコ」という名前の 大変に瀟洒なネーミングセンスの器です。
 
このお皿は前に「箱庭」をテーマにした個展の時に「こういうのどうでしょう」 と コンセプトカー的な感じで作ったもので、その見本をもとにオーダーしていただいたものになります。
 
見本の時は裏返しにすると一部だけ穴が空いてあって、花瓶として使えるようになっていたのですが、オーダーでは「お皿としてガッツリ使うので、洗いやすいよう裏側は開けて欲しい」ということで裏側は丸く削り出しています。
  
 
 
   
削り出しということで、このお皿は一度四角い粘土の塊を作ってから、乾燥とともに中をくり抜いていく方法で作っていまして、ていうのも庚申窯の土の場合 収縮率が結構あるので、粘土板の張り合わせで四角を作ると 乾燥時に歪みやすくなったり、接着面にヒビが入りやすくなり、失敗する確率が高くなるからです。
 
一方でくり抜き方式は なかなかな重労働で、このくらいの立方体を取り出すための粘土の塊を揉むだけで大変に疲れます。1日にいくつも作れるやり方ではないですね。
 
サイズについては、普通にテーブルに座って、ギリギリ食べるのに支障がなさそうなのが高さ13cmくらいかなあ ということで、このお皿は13cmの立方体になっているんですけど、石っぽい質感も相まって、13cmくらいでも存在感はしっかりありますね。
 
 
[サイズ]
たて / よこ / 高さ 約13cm
(個体差が多少あります)
 
[重ねやすさ]
間に滑り止めみたいなのを挟めばそこそこ重ねやすいです◯
 
[重さ]
重いです
 
 
四角なので比較的重ねやすいですけど場所はとります。
 
 
  
 
釉薬は -36010の[刷毛目(はけめ)]という 白の化粧土を刷毛塗りした、土感のある自然で素朴な釉薬です。いろんなジャンルの方に好まれる質感ですね。表面に薄く釉薬をかけて焼き締めているのでオイルとかも染み込みません。
 
 
このお皿は高さのあるお皿なので、料理の横顔を見せられる器だと思います。象徴として たて/よこ/高さ が同じ真四角のお皿を最初に作りましたが、比率を変えるともっと汎用性の高い器になりそうです。でも真四角が一番パンクな感じがして気に入っています。オブジェとしてもありなのではないでしょうか。あるいは複数個の組み合わせで使うという手も。
 
 
制作:高鶴裕太
 
オーダーメイド基準価格16,500円
(基準価格はこの器の形を制作する際の基準となる価格です。釉薬によっては料金が1,000〜3,000円程度アップすることがございます)
 
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庚申窯(こうしんがま)
【陶器】オーダーメイド| 高鶴裕太の ヘタッピやきもの研究所
上野焼の伝統技術を用いた緑青流し・青織部などを施し、ご要望に添った
オリジナルの作品で空間を華やかに彩ります。土の素材感を活かし、深見
あるお色を演出する陶器は和洋どちらのメニューの食材も、艶やかさを
一層引き立たせます。オーダーメイドでお作りする器はこだわりを繊細に
表現いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
| 屋号 | 上野焼 庚申窯 | 
|---|---|
| 住所 | 
        〒822-1102 福岡県田川郡福智町上野1937  | 
    
| 営業時間 | 10:00~17:00 | 
| 定休日 | 火曜日 | 
| 代表者名 | 高鶴 裕太 (コウヅル ユウタ) | 
| info@yakimonolab.com | 
