高鶴裕太の ヘタッピやきもの研究所 上野焼の伝統技術を用いた緑青流し・青織部などを施し、ご要望に添ったオリジナルの作品で空間を華やかに彩ります。土の素材感を活かし、深見あるお色を演出する陶器は和洋どちらのメニューの食材も、艶やかさを一層引き立たせます。オーダーメイドでお作りする器はこだわりを繊細に表現いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

陶器のポロン36010A

通常価格

7,700

(税込)

※商品価格以外に別途送料がかかります。

説明

こちらはスペインのデキャンタ[ポロン]を陶器でできないか、ということで作った器です。
 
ポロンは この細い注ぎ口から出てきたワインを直接口に受けて飲む、というワイルドスタイルな容器で、スペインのバルとかでワイワイしながらみんなで楽しむハッピーなやつですね。
 
 
 
[サイズ]
長さ 23cm / 幅 13.5cm / 高さ 25cm
(個体差が多少あります)
 
[収納]
どっかに逆さまにしてかけておくか、口を2箇所とも塞いでから置いておく必要があります。
 
[重さ]
型作りなので意外と軽いです
 
 
本場スペインでは居酒屋用みたいなものだから ガラス製のポロンなど割とお買い得なお値段で、作り自体も 手作りではあるものの ざっくりした感じ、でもそのざっくり具合がいいんですけど、陶器の場合、手作りでこの形を作るとむしろ高くなるため 石膏型を作って鋳込みで作りました。
 

 
石膏型で制作の場合、最初の型取りがめちゃくちゃめんどくさいというハードルがあるのですが、そこさえクリアすれば 作れる形はとても自由度が高いので、せっかくなのでガラスの手作りポロンとは ちょっと雰囲気を変えて作ってみました。
 
 

まず差を作ろうと意識したのは全体の形の滑らかさで、細く伸びた注ぎ口と、胴体部分と、上に伸びた持ち手部分の組み合わさった形が一体感を持つように、流動的な形を心がけました。イメージは帆船とかの船首ですね。
 
 
上に伸びてるワインを注ぎ入れる部分は、口が広い方がワインを入れやすそうだったのと、全体のバランス的に 器の上側にも主張が欲しいというのと、あと真っ直ぐな形よりも、上に向かって広がっていってる形の方が より少ない力で握れるんじゃないかな、ってことで こんな感じになりまして、私としては気に入っていますが そのせいでコルクのフタができなくなってしまった という欠点もあります。
 
 

 
ワインが飛び出る方は、ガラス製だと切りっぱなしでザラザラしてることが多いのですが、陶器の場合 簡単に研磨できるので触っても痛くないよう滑らかにしています。
 
あと型作りだから、このワインが出てくる穴の大きさも すごく細いのから 太いのまで自由に変えられるんですけど、最初に細く作ってみたところ、あんまり細くしすぎるとワインの出方が綺麗にならないので、竹串くらいの太さか、もっと太いぐらいでもいいみたいです。
 


 
ポロンの実物を扱わないまま作ったので、ポロンの効果というものを見くびっていたのですが、このポロンの効果というのはみんなで楽しいとかそういった面だけでなくて、ワインの味が変わる、という実利的な側面があります。
 
ていうのも細い注ぎ口から高低差をつけてグラスにワインを注ぐと、空気にめちゃくちゃ触れるためデキャンタージュの時間が短縮されて、渋みの強いワインなどは味わいがまろやかに、酸化して香りもよくなる、という仕組みらしいです。詳しくはわからないんですけども。でも実際に飲み比べてみると確かに味が変化していることがわかります。端的にいうと美味しくなります。
 
 

 
色合いは土感を演出した方がなんかオーガニックっぽくてワインも美味しそうな気がする、ってことで鉄分の多い赤土に白化粧土を程よくまぶして、つや消しの釉薬を表面に薄くかけてから しっかり焼くことでワインが染み込まないようにしています。陶器のポロン、なんか名前がいいですよね、ポロン。名前も楽しげです。
 

 

 
 
 
 

制作:高鶴裕太
 

オーダーメイド基準価格7,700円
(基準価格はこの器の形を制作する際の基準となる価格です。釉薬によっては料金が1,000〜3,000円程度アップすることがございます)

 

 

 

 

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屋号 上野焼 庚申窯
住所 〒822-1102
福岡県田川郡福智町上野1937
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代表者名 高鶴 裕太 (コウヅル ユウタ)
E-mail info@yakimonolab.com

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