サラ03[総緑青]
通常価格
11,000〜
円 (税込)※商品価格以外に別途送料がかかります。
説明
これはサラと言う名前のお皿なんですけど、名前の元になっているのはレコードを皿とかって言うあれから取っていまして、レコードのA面、B面みたいに、表も裏も どちらの面も使えるお皿ということで「サラ」というネーミングになりました。でも声に出していうとすごくわかり辛くなるのが難点ですね。
このお皿の元は「スイーツのための器セット」というオーダーで作った、エスプレッソのための器「コロン」と、ジェラートのための器「ワリザンショウ」、そしてケーキ用の「サラ」という3点セットの一番下のお皿になります。これですね↓
このスイーツセットのサラは直径16cmくらいなんですけど、レストラン向けのサイズは直径24cmくらいですね。厚みが結構あるお皿なので 直径24cmくらいでもしっかりとした存在感があります。
[サイズ]
直径 24~25cm / 厚み 2~2.5cm
(個体差が多少あります)
[重ねやすさ]
間に滑り止めみたいなのを挟めばそこそこ重ねやすいです◯
[重さ]
重いです
このお皿は全体に土が詰まっている作りなので結構重くて、それゆえに24cm以上になるとめちゃ重くなるので実用性が下がるんですよね。
ただ肉厚な作りということで、事前にウォーマーとか蒸気で温めておくとしばらく熱が保持されるので、料理が冷めにくくなるという利点として使うことができると思います。あと多少当たっても欠けにくくて丈夫です。
[03]は総緑青(そうろくしょう)と言う釉薬のナンバーでして、総緑青と言うのはわたくしが陶芸をやっている上野焼(あがのやき)の伝統的な釉薬で、銅を使用した深い緑が特徴です。
お皿のオーダーではマットな釉薬や、そもそも釉薬がかかっていないような質感のものを求められるのが多いのですが、このお皿では総緑青の釉薬をもうつるんつるんにしての焼き上げとなっておりまして、この滑らかな曲線の赤血球みたいな形が つるんつるんの釉薬と相まって、マット系とはまた違った魅力があると思います。ていうかこのお皿はどんな釉薬でも大体綺麗に見えますね。形がちょうどいいんでしょうね。
裏側は白の化粧土を刷毛塗りして、上から薄く釉薬を吹き付けて、土の質感を残しつつ、浸水性を無くした作りになっています。裏面はまるんとしたフチではなく、エッジのある作りになっています。これは重ねやすくするためと、持つときに指が入りやすくなるためです。表裏使えると言いつつ、基本的には表面中心で使う形になっていますね。
このお皿は厚みがあって、ひっくり返してもカタつかないように作らないといけないので、作るときや乾かすときが結構大変なのですが、シンプルで普遍的なお皿だと思うので 作るのがめんどくさいこと以外は大変気に入っています。
制作:高鶴裕太
オーダーメイド基準価格11,000円
(基準価格はこの器の形を制作する際の基準となる価格です。釉薬によっては料金が1,000〜3,000円程度アップすることがございます)
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庚申窯(こうしんがま)
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