説明

こちらはセミオーダーで作ったサーブプレートk6020、真っ白ではなくて少し暖色の、温かみのある優しい白さが特徴です。
　
　
このお皿は持ち手の部分だけが持ち上がっているフラットなお皿で、「運ぶ、差し出す、持ち上げる」という仕草を美しく見せるために考えた形です。レストラン仕様のお皿ですね。
　
 
[サイズ]
直径28~29cm / 厚み0.8cm / 持ち手の高さ3.5cm
（個体差が多少あります）
　
[重ねやすさ]
割と重ねやすい方です◯
　
　
お皿の一部が盛り上がっているだけで、形としてはめちゃシンプルなのですが、使う上で邪魔になる要素が少ないので、料理のイメージを全面に出しやすいお皿になっているかと思います。
　
　
こういったシンプルな形のものでは素材感がとても大事でして、質感や色合いがよくないと全然ダメなので、釉薬の表情にとても気を遣っています。
　
　
このお皿、普段は黒色なのですが、今回のサーブプレートは「マットな白で」と言うオーダーで作ったものでして、マットな白はまだ研究中だったので、白色を作るところからスタートしました。
　
　
陶器の場合 [白色]を出そうとすると、どうしても磁器に比べて明るさが劣ってしまうのですが、カオリンという白い粘土を使用して明るい白さを出しつつ、カオリンが程よく焼き締まるポイントを探し出して、マットな白で、ちょっと温かみのある質感のお皿を作ることができました。

　
　
k6020ホワイトリリィは何回も焼くのでコスパの悪い釉薬です。シンプルなお皿でもこういうところで手間がかかっていたりしますね。

制作：高鶴裕太
　
オーダーメイド基準価格11,000円

（基準価格はこの器の形を制作する際の基準となる価格です。釉薬によっては料金が1,000〜3,000円程度アップすることがございます）
　

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