高鶴裕太の ヘタッピやきもの研究所 上野焼の伝統技術を用いた緑青流し・青織部などを施し、ご要望に添ったオリジナルの作品で空間を華やかに彩ります。土の素材感を活かし、深見あるお色を演出する陶器は和洋どちらのメニューの食材も、艶やかさを一層引き立たせます。オーダーメイドでお作りする器はこだわりを繊細に表現いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

スープB_3804s

通常価格

9,900〜

(税込)

※商品価格以外に別途送料がかかります。

説明

こちらは「少し深めの作り、かつシャープで直線的なイメージのスープ皿」としてオーダーしていただいた器で、名前がスープB。
 
スープAというお皿を先に作ったので、その次のこちらがスープBです。ネーミングがやはり安直ですね。
 

 

 
 

このお皿の形的な特徴は器のシャープさ、華麗さにありまして、
 
立ち上がりから口まですっきりしたラインが伸びやかな横顔で、陶器の深鉢で感じやすい重さや野暮ったさのようなものが少なくなっています。
 

 

 

 
 

今回のオーダーでは器の安定感のため高台を割としっかり作ったんですけど、形としては割とバランスを保ちやすい形なので、高台をもうちょっと絞ってあげてもよかったかもしれないですね。
 
そうするともっとエッジの効いたシャープな見た目、かつ余計な粘土も削れるのでボディもより軽くなったと思います。
 
 
[サイズ]
直径 約24 cm / 高さ 約 7cm
 
[重ねやすさ]
重ねやすいです◎
 
[重さ]
まあ普通くらい(高台を狭くしたらより軽くなれるかも)
 
 

 
こういうシンプルな形だと収納もコンパクトになるので実用性が高いですね。シンプルゆえに使い幅も広そうです。
 
 
色については藍色のような深いブルーということだったので、とりあえず庚申窯が既に持っていた釉薬の組み合わせで作れるこの色を出してみました。
 
 
 
 
ベースに黒い釉薬、その上から半透明の青い釉薬と2重でかけることで、このような深い青が構成されております。
 
なのでベースの黒い釉薬が濃いと青が活きないし、青が濃すぎると今度は釉肌から奥行きが失われるので、綺麗に出すのが意外と難しい釉薬でもありますね。
 
 
 
 
そして最終仕上げで本焼き後にもう一度低温で焼くことで、艶々の釉薬から半光沢の、ちょっと上質っぽい質感に焼き上がります。艶が抑えられて料理が映えそうな感じです。
 

  
 
見込み(器の内側の部分)は内底をまるんと滑らかな形にしました。
 
曲面の方が釉薬がより映えるのと、スプーンで掬った時の引っ掛かりのない心地よさを追求したためです。
 
この形はもっと浅くしたり、小さくしたり色を変えたりと、バリエーションで作っても良い器が生まれそうですので、よりブラッシュアップしていきたいと思います。 

 
  
 

制作:高鶴裕太
 
オーダーメイド基準価格9,900円

(基準価格はこの器の形を制作する際の基準となる価格です。釉薬によっては料金が1,000〜2,000円程度アップすることがございます)
 

 

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庚申窯(こうしんがま)

 

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オリジナルの作品で空間を華やかに彩ります。土の素材感を活かし、深見
あるお色を演出する陶器は和洋どちらのメニューの食材も、艶やかさを
一層引き立たせます。オーダーメイドでお作りする器はこだわりを繊細に
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屋号 上野焼 庚申窯
住所 〒822-1102
福岡県田川郡福智町上野1937
営業時間 10:00~17:00
定休日 火曜日
代表者名 高鶴 裕太 (コウヅル ユウタ)
E-mail info@yakimonolab.com

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